茨城空港近くにあるカッパ死骸漂流の地とは?妖怪スポットと話題!

カッパの死骸漂流の地

2024年1月に茨城県で話題なっているスポットがあります。

茨城県小美玉市にある妖怪スポットの「カッパ死骸漂流の地」です。

SNSでの発信から拡散され、ここはどんなところなの?と話題となっています。

今回は、「カッパ死骸漂流の地」がどんな場所なのかを調査しました。

目次

カッパ死骸漂流の地とは?

住所

〒311-3416 茨城県小美玉市与沢

茨城空港から車で5分位の場所にあります。

また、「カッパ死骸漂流の地」の近くには、手接神社(てつぎじんじゃ)があります。

この神社にはかっぱの神様がいるみたいですね。

手接神社

かっぱの神様

 

カッパの伝説

むかしむかし、この地は芹沢隠岐守俊幹という殿様が治めていました。

ある日、俊幹が愛馬と梶無川の岸を散歩をしていると、突然馬が足をふんばって進みません。おかしいと思って見てみると、つる草のような髪をふりみだして馬の尻尾を引っ張る河童がいます。俊幹はすぐに刀を抜くと、尻尾をつかむ河童の手を一刀両断。そして尻尾を掴んだままの手を館に持って帰りました。

その夜、俊幹の枕元に昼間の河童が現れ、涙ながらに訴えました。「わたしは梶無川に棲む七郎河童です。昼間は殿様の馬にいたずらをしてしまい、手を失いました。とても反省しています。ただ、心配なのは年老いた母のことです。このままでは泳ぐことも魚をとることもできません。どうか手をお返しいただけないでしょうか。手はつなぐことができます。もし、お返しいただけるなら毎日魚を届けにきます。そして、先祖から伝わる秘伝の薬の作り方をお教えします。」俊幹は母を思う河童の心に免じて「もう悪いことはしないように」と言って、手を返してあげました。

河童は約束を守り、薬の秘法ときりすね等を俊幹に伝えました。そして、翌日から毎日2匹の魚が館に届けられるようになりました。魚は館の梅の木にかけられたのでこの木は魚掛梅と呼ばれました。

それから数年経ったある日。いつも届けられるはずの魚がありませんでした。翌日、河童を心配した俊幹が川に行くと、河童が泡を吹いて死んでいるではありませんか。哀れに思った俊幹が祈ると、河童の遺体は川上へと逆流していきました。

そして、遺体が川上の与沢に流れ着くと、それを見つけた芹沢家の家臣は俊幹に報告し、その場所に小さな祠を建てました。祠は手接明神と呼ばれ人々に大切にされました。やがて祠は場所を移して手接神社となりました。

手接神社には、手の病だけでなく流行病や日照りの時にもご利益があると、近隣の村々からたくさんの人々が訪れるようになったみたいです。

SNSでの声

X(twitter)ではやはりカッパ死骸漂流の地が気になるとの声が多数ありましたね。

かなりニッチば場所ですが、茨城空港を利用された人はついでに訪問される方も増加しそうですね。

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